2014年11月28日金曜日

12月前半のおばんざいコース

12月前半は恒例のおせち料理レッスンです。
おせち料理の意味や素材の由来、縁起といったお話も織り交ぜながらのレッスン。
「年に1回しか作らないから」とおさらいとリハーサルの意味を込めて、毎年ご参加くださる会員さまもいるほどの人気です。

献立は三段重ねの重箱に詰める13品。


[一の重]
酒の肴にもなる「祝肴」を取り合わせ。
お口取りの伊達巻や栗きんとんなどもお教えします。

・黒豆
・田作り
・数の子
・紅白かまぼこ
・たたきごぼう
・栗きんとん
・伊達巻

「マメに働く」との意味が込められた黒豆。
家族が一年、一生懸命に働き、元気に過ごせますようにとの願いを込めています。


[二の重]
鯛や海老などの焼き物と、細工切りしたカブラの甘酢漬け。
いわばメインディッシュと添え野菜です。

・牛肉のアスパラ巻
・ぶりの照焼
・菊花かぶら
・海老のうま煮

海老は長寿のシンボル。
腰の曲がるまで長生きして、との願いを込めて、
クルッと背の曲がった姿に煮あげます。


[三の重]
里の幸をたっぷり使った「煮物」を詰める三の重。
おめでたい形の飾り切りで、華やかに仕立てます。

・七宝煮
・昆布巻き

古くから「広布」=「ひろめ」と呼ばれ、
「よろこぶ」「名を広める」「出世する」に通じるとされてきた昆布。
子孫繁栄の縁起物として、お祝い膳に欠かせない食材です。


京料理店の女将が講師だから、本格的な味ながら、
ちょっと手抜きの裏ワザもお教えします。

ぜひぜひ、ご参加ください!

お問い合わせ・ご参加お申込みは、
すまや京おばんざい教室ホームページからどうぞ。
http://3514598.com/



2014年11月4日火曜日

おいしい遠足に行ってきました♪

紅葉の美しい丹波篠山に、黒豆の収穫に行ってきました。
メンバーはお教室の会員さん10人に、初級コース講師の伊東先生、おばんざいコース講師の藤田先生とスタッフの総勢13人。ハイエース1台を借りて、遠足気分で出かけました。

当日は雨天の予報もなんのなんの!! 
気持ち良い快晴、青い空に白い雲がきれいな秋晴れになりました。

お世話になった垣内農園の垣内さんによると、枝豆らしく食べられる時期は、残念ながら10日ほど前だったそう。見た目、枯れたような葉に隠れて、ちょっと黄色くなった枝豆がタワワに実っていました。


 
この熟した黒豆、ちょっと長めに茹でて、パラリと塩をまぶして食べると、ホクホクとしておいしいんです。
 

畑仕事の小休止に、垣内さんが茹で上げを差し入れしてくれました。茹でたてホクホクはまるで栗のようでしたよ♪ 



みなさん、おいしい黒豆の枝豆を持って帰るべく、黙々と畑での作業に没頭してます(笑)。 














新設の初級コースで講師を務める伊東先生も参加。
おいしい黒豆の収穫に没頭です!




枝豆で食べるには熟成が進んでいるものは、お正月の黒豆煮にするため、あえて枝に残しました。そして、乾燥を早めるために“葉落とし”という作業をして温存です。
畑のあとは丹波ワインのワイナリー見学。 すでにぶどう畑の収穫は終わっていましたが、紅葉し始めたぶどうの葉が夕日に染まって黄金色に輝く風景は、本当に見事でした。


畑では貴腐ワイン用に詰み残していたぶどうを摘んでお味見。 ほのかに酸を残しつつ、凝縮された果実味のおいしさに、仕上がりのワインにも期待が高まりました。