2014年7月11日金曜日

7月後半の教室お献立

コンチキチン♪と祇園祭のお囃子も賑やかな京都の街。すまや 京おばんざい教室のある扇酒屋町もお神輿が通る場所にあって、この時期はいつもよりいっそう人通りも多く、どこかそわそわとお祭り気分が盛り上がります。

さてさて、そんなお祭りの喧騒をよそに、淡々と季節は巡り、すまやからすぐ近くにある錦市場にも夏のおいしいものが目白押しです。

そのひとつが、7月後半のレッスンにも使われる万願寺唐辛子。

お寺さんのような「万願寺」の呼び名ゆえ、京都の伝統野菜と思われることも少なくありませんが、じつは京都府北部、舞鶴の万願寺エリア出身。大正時代、細身の伏見唐辛子と大型のカリフォルニア ワンダーという外来の品種を交配させて作ったものだそうです。長さ15cmほどとちょっと大ぶり。ゴツゴツとして濃い緑の見た目によらず、柔らかで肉厚。ほろ苦く青い芳香の後、じんわりと甘みが広がるやさしい味わいです。ビタミンCを豊富に含み、夏の強烈な紫外線を受けたお肌のためにも、たっぷり食べたい野菜です。

今月後半のレッスンでは、この万願寺唐辛子をはじめ、夏野菜たっぷりの一汁三菜を伝授します。


◎牛たたき紫蘇風味梅肉がけ
赤身の牛肉に、さわやかな紫蘇の香りと梅肉の酸味でサッパリ。食欲のない暑い日にも食べやすい品です。

◎万願寺とおじゃこの炊いたん
肉厚でほの甘い万願寺唐辛子にジャコを合わた炊きもん。作り置きの常備菜にもピッタリ。

◎夏野菜のサラダ甘酢ドレッシング
瑞々しい夏野菜をたっぷり、甘酢ドレッシングと合わせて和テイストに。キリリと冷えた辛口のスパークリングワインにも好相性。

◎とうもろこしのしんじょ椀
太陽をいっぱい浴びて甘く熟したとうもろこしを椀種に仕立て。子どもにも、大人にも好評の夏の汁物です。

◎白身魚のおかき揚げ
おかきを衣にした揚げものは、サクサクとした食感と香ばしさが食欲をそそります。キンキンに冷えたビールと相性バツグンの主菜。


※天候や市場の品揃え状況でお献立を変更する場合もあります。


7月後半のお献立は、7月18日のレッスンから始まります。
また、すまや 京おばんざい教室では、体験レッスンを受け付ています。
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