2014年7月29日火曜日

ウナギとみたらし祭でリフレッシュ!

今日、土用の丑の日は、ウナギを食べる日。と、最初に言ったのは、江戸時代の発明王にして名コピーライターとして知られる平賀源内だとか。で、これをきっかけに、夏にウナギを食べると元気になる!の定説はすっかり定着。今日はあちこちの鰻屋さんが大盛況のようです。

ところでご存知ですか?
ウナギには夏に必須のビタミンAとB群、カルシウムがたっぷりなんです!

ビタミンAは不足するとお肌がカサカサになり、目の粘膜が乾燥するそうで、紫外線のダメージを受けたお肌や目には、しっかり摂りたい栄養。
精神ビタミンと言われるビタミンB群はココロの健康維持に欠かせません。そしてカルシウムは骨を強くするだけじゃなく、興奮した神経を鎮静する作用もあるそうです。

フムフムなるほど。

真夏の太陽を浴びて疲れたカラダと、ムッとするほどの暑さのストレスでぐったりしたココロを元気にしてくれる。それがウナギ、と言うわけなんですね。


さてさて、今日は京都・下鴨にある下鴨神社のみたらし祭の最終日。


土用の丑の日、下鴨神社のみたらし池に足を浸して清め、無病息災を祈願するお祭りです。足を浸すのは、地下から20℃以下の冷たい水が湧き出る御手洗池。

神聖な下鴨神社・糺の森からの風に当たりつつ、ひんやりと冷たい湧き水に浸かれば、暑さにグッタリ気味のカラダも、内側から浄化される感じです。









夏の暑さがひときわ厳しい京都らしい行事。
さすがに最終日だけあって、多くの人で賑わってましたが、木々の間を抜ける風も心地よく、キラキラの緑がキレイでした。


ウナギを食べて、清冷な湧き水に癒やされて、
ココロもカラダもリフレッシュ!!の一日。




今夜はぐっすり眠れそうです!


2014年7月14日月曜日

7月の京イタリア料理教室

今月も旬の素材がたっぷりの京イタリアン教室、開催します!!

レッスンのお献立、注目はサクランボを使った冷たいパスタ。
甘酸っぱいサクランボに爽やかなミントの香りを合わせて、夏にぴったりの味わいに仕立てています。じつはこの料理、講師の北靖央シェフが修行時代におぼえた、某有名レストランのスペシャリテ!
いつもはそのままパクッと食べてしまうサクランボ、今回はパスタのソースに使うとあって興味津々です♪

もちろん、他にも旬の野菜がたっぷり!



◆冷製のトウモロコシのスープ
甘く熟したとうもろこしをひんやり冷たいスープにします。食欲のない夏の朝食にもおすすめ!

◆さくらんぼの冷製パスタ
フレッシュトマトがベースのソースに、「天使の髪」の名前の極細パスタ、カッペリーニを絡めます。


◆鮎と枝豆のリゾット
ほろ苦い鮎とほんのり甘い枝豆を組み合わせ。軽く煮込んだリゾットは、スッキリ酸の効いた白ワインにピッタリです。

◆カポナータ シチリア風
おなじみ夏野菜のトマト煮に、シナモンとレーズンをプラスしてシチリアの味に。甘みと酸味、香りのアクセントが効いた個性的な1品です。ワインとの相性も抜群!

講師はおなじみ、有名イタリアン・レストランなどで経験を積んだイケメン北靖央シェフ。家庭でちょこっと使えるプロのテクニックや素材づかいをみっちり伝授してくれ、おうちイタリアンをランクアップしてくれます!

もちろん初心者だって大歓迎!!
夏のおもてなし料理をマスターしにきてください。

日時:7月27日(日) 11:00AM~/4:00PM~(各回、約2時間半)
料金:5千円
お申込み方法:お名前・希望時間・ご人数を添えて italian@3514598.comまで

ご参加のお申し込み、お待ちしてます。

ご予約・お問い合わせ
075@3514598.com
  
すまや 京おばんざい教室ホームページ
http://3514598.com/

2014年7月11日金曜日

7月後半の教室お献立

コンチキチン♪と祇園祭のお囃子も賑やかな京都の街。すまや 京おばんざい教室のある扇酒屋町もお神輿が通る場所にあって、この時期はいつもよりいっそう人通りも多く、どこかそわそわとお祭り気分が盛り上がります。

さてさて、そんなお祭りの喧騒をよそに、淡々と季節は巡り、すまやからすぐ近くにある錦市場にも夏のおいしいものが目白押しです。

そのひとつが、7月後半のレッスンにも使われる万願寺唐辛子。

お寺さんのような「万願寺」の呼び名ゆえ、京都の伝統野菜と思われることも少なくありませんが、じつは京都府北部、舞鶴の万願寺エリア出身。大正時代、細身の伏見唐辛子と大型のカリフォルニア ワンダーという外来の品種を交配させて作ったものだそうです。長さ15cmほどとちょっと大ぶり。ゴツゴツとして濃い緑の見た目によらず、柔らかで肉厚。ほろ苦く青い芳香の後、じんわりと甘みが広がるやさしい味わいです。ビタミンCを豊富に含み、夏の強烈な紫外線を受けたお肌のためにも、たっぷり食べたい野菜です。

今月後半のレッスンでは、この万願寺唐辛子をはじめ、夏野菜たっぷりの一汁三菜を伝授します。


◎牛たたき紫蘇風味梅肉がけ
赤身の牛肉に、さわやかな紫蘇の香りと梅肉の酸味でサッパリ。食欲のない暑い日にも食べやすい品です。

◎万願寺とおじゃこの炊いたん
肉厚でほの甘い万願寺唐辛子にジャコを合わた炊きもん。作り置きの常備菜にもピッタリ。

◎夏野菜のサラダ甘酢ドレッシング
瑞々しい夏野菜をたっぷり、甘酢ドレッシングと合わせて和テイストに。キリリと冷えた辛口のスパークリングワインにも好相性。

◎とうもろこしのしんじょ椀
太陽をいっぱい浴びて甘く熟したとうもろこしを椀種に仕立て。子どもにも、大人にも好評の夏の汁物です。

◎白身魚のおかき揚げ
おかきを衣にした揚げものは、サクサクとした食感と香ばしさが食欲をそそります。キンキンに冷えたビールと相性バツグンの主菜。


※天候や市場の品揃え状況でお献立を変更する場合もあります。


7月後半のお献立は、7月18日のレッスンから始まります。
また、すまや 京おばんざい教室では、体験レッスンを受け付ています。
ホームページでレッスン日程をチェック! お気軽にお問合せください。



お電話: 075-351-4598

Email: 075@3514598.com

ホームページ: http://3514598.com


2014年7月4日金曜日

黒豆植えに行ってきました!

1年の半分、ぼちぼちと田植えの終わる半夏生も過ぎましたね。 今ごろは里山の風景もガラリと変わり、青田の葉がゆらゆらと風に揺られ、命の輝きを感じさせてくれます。 そんな風景の広がる夏の里山、丹波篠山にお教室のみなさんと黒豆植えに行ってきました!

今回の黒豆植え、お正月のお節料理に欠かせない黒豆煮を自分たちが植えたお豆さんで炊こう!との思いつきからスタート。秋にはその黒豆を枝豆で収穫して味わい、さらに熟した黒大豆を収穫。お教室でみなさんと一緒に炊く、という長期計画のレッスンです。

その第一歩の豆植え。6月29日に行ってきました!

場所は丹波篠山。水清き小川のほとりに広がる田園風景も素敵な丹波ささやま垣内農園さん。
http://kakiuchi.net/



日ごろの行いの良さを反映して(?)、前夜の雨もカラッとあがり快晴!
畑仕事は初めてという方もいらして、みなさんハイテンションで楽しまれてました。

当日は朝8時半、すまや 京おばんざい教室に集合。車2台に分乗して、藤田先生を含む総勢11名で向かいました。途中、ちょっとしたハプニングもありましたが、畑には11時過ぎに無事到着。



まずは垣内農園のみなさんに苗の扱い方、道具の扱い方、植え方を教わりながら、苗床から小さな黒豆の赤ちゃんを掘り出して準備。手動の苗植え機を使って、かわいい苗をひとつひとつ手植えしました。
土ホクホクの苗床で発芽して、本葉が伸び始めた黒豆の赤ちゃん。豆の部分が割れた双葉は、これから新芽が大きく伸びるための栄養になり、約2週間後には役目を終えてポトリと落ちるそうです。

定植の前の週、連日の夏日が続いたせいで、予想よりちょっと大きめに成長していた黒豆の苗。移植機で双葉が落ちないよう、気をつけてソッとやさしく、がポイントでした。


ところでこの黒豆、丹波篠山のほかにも北海道やコロンと大粒でホコホコもっちりとした食感の丹波篠山産の黒豆。近いところでは亀岡や南丹の「紫ずきん」や京丹波の「和知黒」、遠くは長野の「信濃黒」や北海道の「光黒」「いわいくろ」など各地の土壌に合った品種が栽培されています。なるほど、とくくりに「黒大豆」と言っても、食感や風味が微妙に違うのは、品種が違うからなんですね。 そんな黒豆の中でも、最高級の呼び声高いのが、丹波篠山で生産される「丹波黒」です。かつては幕府や宮中へも献上され、丹波黒で年貢を収めたという記録も残っています。お米と並ぶほどに価値が高いとの評価を得て、その品質を今に伝える。それが丹波篠山で育てられた黒大豆というわけです。


さてさて、そんな丹波黒。

訪れた当日はひと畝に100株ほどを植えてきました。 夏日に照らされてキラキラ光る丹波黒の苗が、とっても愛らしい!
10月にはこの苗が大きく成長して実をつけ、枝豆として収穫予定です。 収穫期には枝豆収穫ツアーのご案内もいたします。ご興味おありの方はぜひお声がけください!! ご一緒におでかけしましょう♪